日本中世史を中心に列島の歴史像の変革に挑み、「日本」とは何かを問い続けた歴史家・網野善彦。日本史はもとより西洋史・文化人類学・考古学・民俗学・文学など多彩な分野の第一人者たちと交わした対話の記録を、没後二〇年を機に改めてセレクトする。第1分冊には日本史の再考すべき論点をめぐる対談・鼎談を収める。
対談セレクション刊行にあたって(山本幸司)
凡 例
1 多様な中世像・日本像ーー現代日本人の源流をさぐる……………司馬遼太郎
2 東と西ーー歴史に息づく“地域”の特色……………森 浩一
3 北条政権をめぐってーー北条氏の執権政治は東国国家を目指したのか……………黒田俊雄
4 鎌倉北条氏を語るーー境界領域支配の実態とその理由……………石井 進
5 楠木正成の実像をさぐる……………永井路子
6 後醍醐天皇と内乱をどうみるか……………永原慶二
7 歴史からみた天皇制……………廣末 保
8 中世の賤民とその周辺……………高取正男/原田伴彦
9 転形期の民衆像ーー同時代としての中世……………中泉 憲
解題 日本史を読み直す(山本幸司)
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