フロベールが1863年に脱稿,1880年文芸雑誌に連載された戯曲.フランスでも大きく公表されることはなく,日本では初の全訳となる.悪魔により心臓(心)を奪い取られた人間たちは見にくい争いをしている.一組の愛し合う恋人が妖精の導きでこれらの心を取り戻し,それぞれの持ち主の胸に返すまでを,風刺と社会批判を交えて描く.訳者はこれらのなかにジャポニズムの影響をみる.全訳と解説.舞台挿絵入り.
凡例
エミール・ベルジュラによる序文
『ラ・ヴィ・モデルヌ』1879年1 月24 日付
第1 回連載「第1 タブロー」の「まえがき」
心の城登場人物
第1 タブロー
第2 タブロー
第3 タブロー
第4 タブロー
第5 タブロー身づくろいの島
第6 タブローポトフの王国
第7 タブローピポンパエ国
第8 タブロー危険な森
第9 タブロー大饗宴
第10 タブロー村の祭
【補遺】(第VI タブロー)「無垢の国」(第5 タブロー併合の草稿)
日本の読者にジャンヌ・ベム
Pour le Lecteur japonais
訳者解説
年表
あとがき
索引
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