唐宋期を中心とする中国文学およびその影響下で生み出された日本漢文学について、多くの注目すべき研究成果を発表してきた村上哲見。
これまで単行本未収録であった二十二編の論考を、「中国詞論」「中国文人論」「日本漢詩論」に分類して収載。
幅広い知見と深い読解と考察により研究を領導してきた泰斗による珠玉の論文集。
まえがき 浅見洋二
第一部 中国詞論
1 中国韻文史序論簡説
2 中国の韻文文学諸様式の相互関係について
3 花間詞の声律
4 燭背・灯背ということー読詞瑣記ー
5 李イクの詞におもうこと
6 南宋の文人たちー姜白石をめぐってー
7 思惟の人と行動の人ー朱子と辛稼軒の交遊ー
8 『詞律』の著者、万樹について
9 毛沢東主席の詞
第二部 中国文人論
10 白居易と杭州・蘇州
11 白居易の杭州赴任をめぐって
12 東坡詩札記ー「鄭州西門」についてー
13 詩にみる蘇東坡の書論
14 蘇東坡と陸放翁
15 皇帝と文房趣味
第三部 日本漢詩論
16 『懷風藻』の韻文論的考察
17 『三体詩』の抄物
18 許六『和訓三体詩』をめぐって
19 『唐詩選』と嵩山房 -江戸時代漢籍出版の一側面ー
20 江戸時代の漢籍出版
21 江戸時代出版雑話
22 漢詩の魅力ー夏目漱石と漢詩ー
【座談会】 先学を語るー村上哲見先生ー
三浦國雄・川合康三・松尾肇子・浅見洋二・萩原正樹・興膳宏
略歴
著作目録
あとがき 松尾肇子
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