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湯屋『狼と香辛料亭』を営むロレンスの悩みの種、それは家を飛び出していった可愛い一人娘、ミューリのことだった。 憔悴するロレンスを見かねたホロは、湯屋をセリムたちに任せ、娘を訪ねて十数年ぶりの旅に出ることに。 「くふ。楽しい旅になりそうじゃ」 たくさんの頼まれごとと思いを乗せ、荷馬車はゆっくりと進んでいく。 そんな旅の途中に立ち寄った町で、さっそくミューリの噂が耳に飛び込んでくる。それは、二人の知るお転婆娘とかけ離れた、“聖女ミューリ”の噂でーー!? 書き下ろし短編『狼と旅の卵』に加え、電撃文庫MAGAZINE掲載短編4本を収録した、幸せであり続ける物語第4弾!
レビュー(12件)
いつもの本。近くにかうことの出来る本屋が無いので購入
アフターショート集も4冊目となり、そろそろネタが尽きてきた頃合いかと思いきや、ほどよい弛緩で各話攻めてきます。その最初と最後の話は主人公が違い、話運びがガラリと違います。同じ物語の時間軸の中でも、また違った面から違った思考で楽しめるのも面白いです。
やっぱりこの二人
終了したはずやのに……。 ってのは無しです。安定の内容です。 ホロとロレンスが旅の最中にイチャイチャする。 アニメ自体は納得してませんが、読む時の脳内ボイスはあの二人。 三期があるならビジュアル見直しで話をすっ飛ばして再開編からやり直し希望ですね。 本作はベタでもやっぱり面白いです。