「公共圏」の視点から演劇の歴史を辿り、民主主義の議論の場における「制度」として演劇がどのような役割を果たしてきたのか論じる。
序文二〇二二
はじめに
序論
公共圏とは何か、どこにあるのか
観衆、観客、公共圏
パフォーマンスと公共圏
第一章 演劇の公共圏を位置づける
パブリックからプライベートへ
アゴーン的な公共圏へ
真実を演じるーパレーシア
抗議と仲裁
制度の基盤
第二章 互恵的な発信ープレイビルからブログまで
プレイビルとその観客
公共へ入る
互恵的な回路
批評のメディア
第三章 開放と閉鎖ーピューリタンと晒し台
パンフレット、説教、小冊子ー公の言説と密かな言説
演者と議論
攻撃と攻撃への反発
最後の一撃
ウィリアム・プリンの公開殉教
禁制の条例
第四章 舞台の預言者ー演劇・宗教・越境する公共圏
マホメットの帰還
ショー・マスト・ゴー・オンーベルリンのポスト・オリエンタリズム
第五章 スキャンダルの公表と寛容の境界
ワイマールのスキャンダルー性、人種、そして法律
法律の視点
情動の公共圏と神への冒涜という政治
炎上とブラック・フェイス
第六章 演劇美学の分散とグローバルな公共圏
遊戯的な過剰同一化ークリストフ・シュリンゲンジーフの『お願い、オーストリアを愛して!』
『コール・カッタ』-親密圏
他のアーティストもいる
踊る多文化主義ーDV8フィジカルシアター『これについて語りあえるのか?』
訳者あとがき
図版一覧
参考文献
索引
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