人類がこの数十年に起こした変化は,地球46億年史でも類を見ないほど大きい.今や人類は小惑星や火山と同じ存在になり,地球は地質学上の新しい時代,人新世(アントロポセン)に入った.著者はこの変化の意味を問うため,Nature誌の職を辞し,世界へ旅立つ.そこで見たものは,変化の最前線で暮らす人々が,深刻な問題へ独創的かつ効果的に取り組む姿.ヒマラヤに人工氷河を作る人,雪を降らせるために山を白く塗る人,遺伝子組換え作物を古代の農法と組み合わせて育てる人,カリブ海のごみから島を作る人.これら驚くべき物語とともに,人間性の変化が地球をどのように作り替えていくか,未来のために地球をどのように設計していくべきかを描く.
序 人類の惑星
1章 大気
2章 山
3章 川
4章 農地
5章 海
6章 砂漠
7章 サバンナ
8章 森
9章 岩
10章 都市
エピローグ 私たちが作った時代
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