5大捕物帳の一つ、人形佐七捕物帳の著者の横溝正史氏は、「佐七」以外にも多くの捕物小説を残している。
太平洋戦争末期の昭和19年より14編が執筆された朝顔金太捕物帳は、これまで数編が単行本に収録されたが、全編をまとめた本は70余年間刊行されてこなかった。
本書は、謎のかぞえ唄、相撲の仇討、通し矢秘文、黄昏長屋、消える虚無僧、珠数を追う影、狐医者、からくり駕、腰元忠義、影右衛門、お時計献上、お高祖頭巾、雪の夜話、孟宗竹の、朝顔金太捕物帳全14編を、初出誌の中一弥、渡部菊二氏の挿絵入りで完全収録。横溝正史研究家の浜田知明氏による解説付き。
人形佐七とは一味異なる著者の捕物小説の魅力をお楽しみください。
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