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中島哲也監督による映画化決定! 空前絶後のノンストップ・ホラー、待望の文庫化! 映画タイトル:「来る」 公開:2018年12月 配給:東宝 出演:岡田准一 黒木華 小松菜奈/松たか子/妻夫木聡 幸せな新婚生活を営んでいた田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。取り次いだ後輩の伝言に戦慄する。 それは生誕を目前にした娘・知紗の名前であった。原因不明の怪我を負った後輩は、入院先で憔悴してゆく。 その後も秀樹の周囲に不審な電話やメールが届く。一連の怪異は、今は亡き祖父が恐れていた“ぼぎわん”という化け物の仕業なのか? 愛する家族を守るため秀樹は伝手をたどり、比嘉真琴という女性霊媒師に出会う。 真琴は田原家に通いはじめるが、迫り来る存在が極めて凶暴なものだと知る。はたして“ぼぎわん”の魔の手から、逃れることはできるのか……。 “あれ”からは決して逃れられないーー。綾辻行人・貴志祐介・宮部みゆきら絶賛の第22回日本ホラー小説大賞〈大賞〉受賞作!
レビュー(363件)
こわいけれど、読みたい!
最初は映画で観て原作が読みたくなり購入しました。 作者さんのシリーズが沢山あるようなのでこれからも購入したいです。
読み始めたばかりなのに、どこか不気味で怖い。読み進めるのがとても楽しみてます。
映画を見て、どうもモヤモヤしたので原作を読んでみることに。原作は素晴らしいですね、きちんとホラーしてます。 民俗学的にぼぎわんを考察する場面は映画ではなかったためとても興味深かったです。人の弱さや愚かさを描きつつも人間の強さや愛も描く、良いですね。映画ではただ醜くてドロドロした人間劇になっていて、ぼぎわんについても放り投げられたので、「うーん…」という感じでしたが。 映画を微妙と思った人にこそ、読んでほしいですね。
映画「来る」の原作で、映画とは内容がかなり違っていると聞いて購入。 先に映画を観ていましたが、これはこれでまた新たに楽しめる1品となっていました。 映画の方は中島哲也監督の色が濃く、独自に味付けをしてエンタメ性を高めてある、という印象。 こちらの原作小説は、もっと心理的なもの、正体不明なものの描写や展開に凝っていて、結末などもだいぶ違っている印象です。 角川ホラー文庫として出されているのだから当たり前ですが、原作は純粋な読み物としての恐怖もの。 映画は中島哲也監督流のオリエンタル風エンタメ大作ホラー、という感じ。
来る の映画を観て、原作が気になり購入しました!映画では理解できなかったところが、よくわかってよかったです!薄いので一晩で読んでしまいました!