トロイア遺跡の発掘で知られるハインリッヒ・シュリーマン。彼はその発掘に先立つ6年前、世界旅行の途中、中国につづいて幕末の日本を訪れている。3ヵ月という短期間の滞在にもかかわらず、江戸を中心とした当時の日本の様子を、なんの偏見にも捉われず、清新かつ客観的に観察した。執拗なまでの探究心と旺盛な情熱で、転換期日本の実像を生き生きと活写したシュリーマンの興味つきない見聞記。
これまで方々の国でいろいろな旅行者にであったが、彼らはみな感激した面持ちで日本について語ってくれた。私はかねてから、この国を訪れたいという思いに身を焦がしていたのである。──(第4章 江戸上陸より)
レビュー(61件)
通期読書
解り易い文章で、通勤中に数日で読み終えました。
3月にトルコへ10日間の旅行予定なので色々調べていくうちに、 トロイの遺跡を発見したシュリーマンが遺跡発見前に日本を訪れていたことや旅行記を書いていたことを知り、どうしても読みたくなって注文♪
トロイの発掘をする以前にアジアを旅したシュリーマンの旅行記。 翻訳がやや不十分に感じられる箇所もあるが、当時の日本をヨーロッパ人がどう見たかを知ることが出来る良書。
いい本ですよ!ちょっと高いが。。。
旅行のお供に購入!昔の日本が外人目線で描かれ読みやすかったです。こんな旅行書があったのが驚き@@! 戦前のリアルな日本の様子が面白おかしく感じました!
昔の日本人はえらい
シュリーマンが日本に来ていたことはレモンハートという(酒飲みの)コミックに確か書いてあり、興味があったので購入しました。前半に日本の幕末と同時期の中国について不潔と退廃という作者の印象が書いてあり、引き続き訪れた日本には文化や習慣の違いはあるが非常に感銘を受けたようで、高潔な日本人像も描かれています。愛国主義者ではないですが、最近の中国における過剰な反日感情、行動を見ていただけに、やはり日本人は本来はしっかりした民族だったのだと少し誇りに感じました。