もうひとつの瑞穂の国から米のうまさ、豊饒な奥深さが香り立つベトナムの旅。米と箸の国は懐かしさと驚きにあふれていた。フランスの植民地、そしてベトナム戦争の経験さえも取り入れながら育まれた豊かな米食文化の国「ベトナム」を30年以上にわたって取材し続けた写真家による写真記録集。
〈目次から〉
第1章 熱帯にたなびく稲穂たち
白飯、喰ったかーーコム・チャン(サバ)
民族を鍛えし水田ーーガオ(タイピン)
第2章 喜びも悲しみも米とともに
難民が愛した黒い麺ーーバイン・ダー(ハイフォン)
思いもよらない甘さと辛さーーソイ(トゥイホア)
第3章 ベトナムご当地麺街道
古都が持っている特別ーーブン・ボー・フエ(フエ)
世界遺産の町の世界遺産級の麺ーーカオ・ラウ(ホイアン)
塩と海ブドウと原発ーーバイン・カイン(ファンラン)
第4章 米と麺のワンダーランド
ライスペーパーはアオザイであるーーバイン・チャン(タイニン)
麺たちのマリアージューーミー・ワンタン(チョロン)
第5章 水田の恵みは国境を越えて
米が屋根でみのる豊穣ーーチャオ(カントー)
“南蛮”からやって来た麺ーーフーティユ(ソクチャン)
すべてを特産料理に変えるしずくーーブン・ジィウ(フーコック島)
本書に登場するおもな米麺メニュー
レビュー(0件)