椎体骨折に関する基礎と臨床のすべてを網羅した定本です。2012 年に改訂された椎体骨折判定基準と関連用語にはじまり,SQ 法やQM 法,MRI による鑑別など,診断を行う上で欠かせない椎体骨折判定のポイントをどこよりも詳しく収録しています。
また,椎体骨折の大きな要因となる骨粗鬆症はもちろん,骨質を中心とした骨強度低下に関する最新の基礎知見や,椎体形成術から前方固定術にいたる手術療法まで,椎体骨折に関する基礎から臨床までを文字どおり幅広く捉えた内容となっています。
整形外科医はもちろん,骨粗鬆症診療などに関わる内科医必須の一冊。論文執筆や治験にも有用です。
第1 章 椎体骨折の診断治療の意義
第2 章 椎体骨折の疫学
有病率・発生率
国際比較
椎体骨折のリスクファクター
第3 章 椎体骨折の病態
椎体の骨密度の評価
椎体の骨形態の評価
有限要素法による椎体骨強度の評価
骨リモデリングと骨形態計測法
マイクロCT(薬物の効果判定を含む)
シンクロトロンCT
骨量からみた椎体骨折の病態
骨構造からみた椎体骨折の病態
骨質と椎体骨折の病態 石灰化度
骨質と椎体骨折の病態 マイクロダメージ
骨質と椎体骨折の病態 コラーゲン架橋
第4 章 椎体骨折の診断
椎体骨折の評価基準
鑑別診断
エックス線撮影のポイント
椎体骨折の評価法 QM 法計測の実際
椎体骨折の評価法 SQ 法計測の実際
MRI による椎体骨折診断
MRI による予後評価
第5 章 椎体骨折の予防
骨代謝マーカーと椎体骨折リスク
椎体骨折とQOL,生命予後
薬物療法の椎体骨折予防効果
薬物療法以外の椎体骨折予防
第6 章 臨床椎体骨折の治療と予後
臨床骨折の治療 保存療法の現状
椎体骨折癒合不全
椎体骨折による麻痺
椎体骨折による脊柱変形
椎体形成術
後方固定(骨きり術含む)
前方固定
第7 章 脊椎手術と椎体の強度
骨粗鬆症と椎体強度
椎体形成術後の続発性骨折
骨粗鬆症性椎体骨折に対する手術と注意点
第8 章 椎体骨折の症例集
第9 章 椎体骨折の用語
骨粗鬆症治療の立場
骨折治療の立場
脊椎脊髄病外科の立場
公衆衛生の立場
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