祖父が死んだーー疎遠だった和典は、葬儀当日も通学し参列しなかった。そんな時、母親から父親のクリーニングを取りに行ってほしいと頼まれる。面倒と感じつつも葬儀に参列しなかった引け目から、しぶしぶその役目を引き受けた和典。品物を引き取る際に、店員から依頼はなかったがシミ抜きをしておいたという伝言を受ける。そのシミは大部分にわたる血痕だったーー。父親は血を浴びるようなことをしたのか、ととたんに不安になり思いを巡らせる中、母親から最近父親が頻繁に長崎に行くようになり、絶対に女がいるに違いないとヒステリックに話していたことに思い至る。本当にそうなのだろうか? そして父親が通っているという長崎は、偶然にも祖父の出身地であることに気が付いた。何かがあるーーそう直観した和典は、調査にのりだす。そしてだんだんと分かってきたことは、祖父が戦時中叶えられなかったある強い想いがあるということだった。
レビュー(12件)
ありがとうございます
欲しいと頼まれ プレゼントの為に購入しました 喜んでくれると思います
子供に頼まれて購入しました。すごく喜んで読んでいました。
発売日に到着しました!
「失楽園のイヴ」同様、上杉君が主役で、今回はお祖父さん(お祖父さんの死から始まりますが…)お祖母さん、お父さんの人柄や関係性がわかりました。ネタバレになってしまうといけないので詳しくは語れないのですが、第二次世界対戦の悲劇も物語の根底にあり、純愛かどうかの判断は難しい同様思いますがわかりとても切ない物語だったと思います。面白かったのは事実で、著者の学識が凄すぎるとあらためて思いました。
子供用
子供が予約して欲しいというので予約して買いました。子供が言うには面白かったみたいです。このシリーズはずっと買い続けています。