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ベストセラー『日記』シリーズ最新刊!! 50歳で失業、以降15年間にわたってタクシードライバーとして勤務した著者による、怒りと悲哀と笑いの録。 「おい、どこ行くんだ!」 後部座席のお客が大声で怒鳴る。私は思わず急ブレーキを踏んでいた。 「すみません。お話し中だったものですから」私は詫びた。 「しょうがねえなあ。八重洲と言っただろ?」 「まだこのあたりに詳しくないもので……」 「チッ」 30前後と思われるお客はあからさまに舌打ちをした。(「はじめに」より) 今回もすべて実話の生々しさ。
レビュー(44件)
様々なお客さんのエピソードが盛り沢山で面白かったです。著者がタクシードライバーになった経緯も記されていたので、感情移入し易かったです。お客さんのエピソードもさることながら、著者の仕事に対する姿勢が素晴らしいと思いました。丁寧で誠実な接客に頭が下がりました。引退前後のエピソードは胸がジンとしました。感動的な気持ちで読み終わることが出来ました。この日記シリーズは何冊か読みましたが、いつまでも心に残る一冊になりました。
よかった
本を読むことが好きでこのシリーズはとっても面白いです。
色々な事が起きるタクシーの中での出来事など、普段わからない感じですので興味深かったです。
内容も笑えるような話、ほのぼのする話と一気に読めました。タクシードライバーの仕事についても理解しました。
おもしろいがな
最高です。何がいいかと問われてもノンフィクションと思えてくるところかな。最高だぜ。