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検事・佐方貞人は、亡くなった実業家の書斎から高級腕時計を盗んだ罪で起訴された男の裁判を担当していた。被告人は実業家の非嫡出子で腕時計は形見に貰ったと主張、それを裏付ける証拠も出てきて、佐方は異例の無罪論告をせざるを得なくなってしまう。なぜ被告人は決定的な証拠について黙っていたのか、佐方が辿り着いた驚愕の真相とは(「裁きを望む」)。 孤高の検事の気概と執念を描いた、心ふるわすリーガル・ミステリー! 第一話 裁きを望む 第二話 恨みを刻む 第三話 正義を質す 第四話 信義を守る 解説 志水辰夫
レビュー(83件)
柚月裕子さんの推理小説
柚月裕子さんの小説の文庫本を、友達が3冊くれました。夢中で読んで他にも読みたいと思いこれを注文しました。佐方貞人シリーズは泣かせてくれる推理小説ですね。
短編だったので、長編でシリーズ続けてほしいで思いまうす。 佐方にはまだまだ色々な社会問題に立ち向かってほしいです。
短編ながら、読み応えのある話ばかりでした。事件の真相に「なんとっ!」と驚いたり、涙したりと、忙しかったです。主人公の生き方も、芯が通っていて素敵です。とても好感を持つことができて、大好きです。早く、早く次回作が読みたいっ!!
佐方検事シリーズです。 変わらず、読んでしまいます。 今回は、よくある「落ち」でしたが、 構成等流石です。
大好きな作者とシリーズ作品
この作者が大好きで、かつこのシリーズも大好き。 ただ今回の本の内容は短編が3つほどの小説になっていて少々残念でした。 長編の1つの内容の作品にしてほしかったかなぁって思いました。 でも内容は良かったです。