意欲をくじく配属・異動、木に竹を接ぐような組織改編……「現場をわかっていない」「もっとうまくやれよ」と不平不満を募らせる若手・中堅社員の皆さんは少なくないでしょう。「配属ガチャ」「上司ガチャ」が流行語になるゆえんです。しかし、一見運だけで決まるように見える人事という名のブラックボックスに対して実態調査のメスを入れた結果、人事異動や昇進についての各種のパターンをデータが浮かび上がらせました。「人事権を持たない人事部」「一見問題ないミドルパフォーマーが盲点」等々。会社側は何を企図して(あるいは企図せず)人事を行っているのでしょうか? 「人事異動=ザ・人事」の秘密に迫ることで、皆さんのキャリアを考えるための羅針盤を提供します。もちろん管理職や人事担当者の皆さんにとっても見逃せない一冊です。
レビュー(16件)
人事ガチャ、イマドキだなぁ。と思いました。 感心したり、共感できること、多々ありました。
管理職は陳腐化リスクを乗り越えよ!
管理職として人事異動の一旦を荷うようになり10年近く経つ。本書を読み肯く場面も多く、また自社の状況を俯瞰的・相対的にみることができた。「人事異動案は、人事部が作っているのではなく、キーパーソンは直属の上司」というのはその通り。若いころに知っていたらもう少し身の処し方を変えられていただろうか。そして「課長の20年」をどうキャリア開発するかという視点に刺激を受ける。マネジメントを雑務とするのではなく、戦略的業務やリーダーシップの発揮などを通じて成長できるようにするか。重要だ。異動に一喜一憂せず実力をつけたい。