- 6
- 3.0
路線バスの旅×ミステリー 美味しいお酒とつまみ、 そして、解けない謎…… 解決するのは、家で待つ麗しき妻! 無趣味の元刑事がみつけた道楽は、都バスの小さな旅。 シルバーパスを利用して東京各地を巡りながら、謎と事件を追う。バス停で何かを待つ男、神社の狐の前掛けの意味、和菓子屋に通う謎の外国人、殺人鬼が逃げた理由……。 解決するのは、家で待つ麗しき妻。謎解きとバス旅の魅力が融合したトラベルミステリーの新定番! 旨い居酒屋も続々登場!! 【著者の言葉】 実は私は、路線バスに飛び乗ってあちこちウロウロするのを趣味としている。 都バス一日乗車券が500円という良心的な値段設定であり、これだけの安さで丸々一日、楽しめてしまうのだから堪らない。最終的には辿り着いた終点で、適当な居酒屋の暖簾を潜る。一日に感謝して、自分に乾杯する。 東京の片隅に生じた小さな謎を解き明かす、一風変わったトラベルミステリーをどうぞお楽しみ下さい。 第一章 バスを待つ男 第二章 母子の狐 第三章 うそと裏切り 第四章 迷宮霊園 第五章 居残りサベージ 第六章 鬼のいる街 第七章 花違い 第八章 長い旅 終章 解説 杉江松恋
レビュー(6件)
タイトルに “バス” の文字があったので購入。 奥さんの名推理ぶりがちょっとね。先に解があって、そこへ向けて話が組み立てられてる印象を受けました。私には合いませんでしたので、次巻購入はありません。
路線バスで都内をまわって、いろいろな謎に出会って解決していくというお話でした。本格推理小説かと思ったのですが、ちょっと違ってました。具体的なバス停や、駅名が出てくるので今度行ってみようと思いました。 年配の方が主人公なので、のんびりした癒されるような話でした。