大正・昭和の激動の時代、栃木県の小都市、足利で、当時めずらしかったデパートを創設、事業に奔走した母の姿を描く。まだ、家父長制が色濃く残っていた時代、5人の子どもを抱え、書道家の夫の反対にもめげず、必死になって働き、男勝りのおかみさんとして活躍、事業を成功させた。
末っ子で、パリで45年間日本語新聞を発行し続ける著者が、商売一筋に生きた母と保守的な父、家族への想いを語る。
まえがき 3
出生、少女時代 11
結婚後 27
足利デパートが生まれるまで 53
店員募集 63
毎日の行動 67
足利デパート最高潮の頃 85
十九一の死 99
フミ最期の数年 103
足利デパートの終焉 115
あとがき 122
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