【POD】自力本願モニタによる運転セルフチェックの技法
本書の紹介 なぜ人はアクセルとブレーキを踏み間違えるのか、なぜブレーキを踏んだ記録が残らないのか、深ーい深ーい、ペダルの闇に光を当てる、問題作です。 題して「自力本願モニタによる運転セルフチェックの技法」 2020年10月、また衝撃的ニュースです。池袋暴走事故の裁判が始まりました。あの悲惨な事故にも拘らず、被告はなんと開き直り、ブレーキを踏んだ立証も出来ないが、アクセルを踏んだ立証も困難と見て、メーカーを巻き込み、痛み分けに持ち込もうとしているかのようです。 確かに、今の車ではペダル操作は闇の中ですから、ブレーキを踏んだ記録は残りません。被告はそれを逆手に取り、ペダル操作の見える化をおろそかにして来た、メーカーにもその責任の一端があると指摘したいのでしょう。 この書の構成です。 本書の第一章の理屈編では、八項目の推論に各部門の書物から引用して裏付けを試みました。結果、危険を視認する視覚情報はほんの僅かである事、小脳の運動指令は大雑把である事、骨格筋の動きは単純作業であり、筋肉エネルギーATPはすぐ枯渇する事、ATP供給は交感神経の活性化次第であり、着座姿勢では下半身は眠っている事。そして特筆すべきポイントは、運動指令はメールに似て遅延する事、ペダルの動きをモニタすれば、LINEメールの様な既読信号がもらえる事、等の事実が解明出来ました。 第二章の実践編では、裏付けの数値化のため、ペダルモニタを考案して製作し、実際に運用実験した結果の報告です。運転モニタとして、フロントガラスの上部に、ブレーキとアクセルの動作表示LEDを取付け、ドライブレコーダーに取り込んでいます。これで何が分かるかというと、ペダル操作が外部映像と同時に、リアルタイムで記録されます。更に、二刀流の練習方法、交感神経を目覚めさせるスイッチ体操、サポカーを出し抜く練習方法について報告しています。 第三章干渉編では、運転中の注意力を削ぐ内部干渉について分析しました。運転者の殆どは、健康体は寧ろ例外で何らかの痛みや弱点を抱え、疲れに耐えながら運転しています。着座姿勢では、お尻が体重の殆どをを支えていますから、お尻の痛みは干渉の代表選手です。そして外部干渉としては、将来的なミリ波レーダー干渉について分析しました。 分析の結果判明した事 これまでに各地で多発した、踏み間違い事故の原因推論にいろいろと要因が裏付けされるにつれ、トンデモなく恐ろしい事実が分かってきました。 ペダル操作指令は、メールの様に遅延し、矢継ぎ早の指令では、右足がアクセルとブレーキのどちらにかかっているか不明のまま、踏んでしまうのです。間違うのではなく、タイミングがズレるだけなのです。これは、実弾を込めた回転拳銃でスリルをもてあそぶ、ロシアンルーレットと同じ様なものだったのです。
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