著者の作品が好きで、ずっと残しておきたい書籍のため、改めて全巻購入しました。奥が深く何度も読んでしまいます。,最初は内容についていくのに時間がかかりましたが、途中から止まらなくなります。,NHKのテレビを見ていて、一気に読みたくなりました,旧日本陸軍大本営参謀の壱岐正が終戦に際して、武装解除をしない関東軍説得のため満州に渡り、軍使としての渡満であるため帰国することもできたが、参謀としての敗戦への責任の念から満州に残ることを自ら選び、その後11年間、シベリアへ抑留されることとなってしまう。 現代ではなかかなか実感できないシベリア抑留の壮絶さを非常に臨場感を持って描かれているため一度読み出すととまりません。 本筋は、復員した壱岐が「大本営参謀としての作戦力をビジネスに発揮して欲しい」と近畿商事へ中途採用され、全く未経験の商社というフィールドで戸惑いながら、時に自分の意思とは異なる力に導かれながらも商社マンへ変貌してゆく過程に目が離せません。 大和田常務の何倍も濃いキャラクターがわんさか出てきます。,大学生の娘の依頼で購入しました。この本自体はかなり以前から知っていたのですが、ドラマ化を契機に読みたかったようで、過去の日本近代の歴史や時代背景・社会構造を知るうえで参考になるなど、かなり満足しているようです。
レビュー(198件)
著者の作品が好きで、ずっと残しておきたい書籍のため、改めて全巻購入しました。奥が深く何度も読んでしまいます。
最初は内容についていくのに時間がかかりましたが、途中から止まらなくなります。
山崎豊子の作品を探して
NHKのテレビを見ていて、一気に読みたくなりました
ドラマ「半沢直樹」の倍面白い
旧日本陸軍大本営参謀の壱岐正が終戦に際して、武装解除をしない関東軍説得のため満州に渡り、軍使としての渡満であるため帰国することもできたが、参謀としての敗戦への責任の念から満州に残ることを自ら選び、その後11年間、シベリアへ抑留されることとなってしまう。 現代ではなかかなか実感できないシベリア抑留の壮絶さを非常に臨場感を持って描かれているため一度読み出すととまりません。 本筋は、復員した壱岐が「大本営参謀としての作戦力をビジネスに発揮して欲しい」と近畿商事へ中途採用され、全く未経験の商社というフィールドで戸惑いながら、時に自分の意思とは異なる力に導かれながらも商社マンへ変貌してゆく過程に目が離せません。 大和田常務の何倍も濃いキャラクターがわんさか出てきます。
日本近代史を学ぶ上でも
大学生の娘の依頼で購入しました。この本自体はかなり以前から知っていたのですが、ドラマ化を契機に読みたかったようで、過去の日本近代の歴史や時代背景・社会構造を知るうえで参考になるなど、かなり満足しているようです。