日本で一茎も見なかった花が、毎年5月に有田川沿いの田圃を雪のごとき真っ白な花畑に変えた。それは一袋の除虫菊の種子から始まった。繁殖に成功し、栽培を瀬戸内地方や北海道まで広げ、日本の農家の所得向上に寄与するとともに世界一の除虫菊生産国となった。 乾花に含まれる成分は殺虫液、蚤取粉や農用作物の殺虫剤としての需要が高まり、日本は世界各国へ輸出し我が国の重要貿易品となった。その除虫菊の創植者は有田郡保田村山田原(現有田市)の上山英一郎(現大日本除虫菊(株)の創業者)である。会社の登録商標は金鳥・KINCHO。
レビュー(0件)