ダーウィンは示さなかった。科学は解き明かせない。
40年の心の旅路を経て、人生をいかに生きるかという命題に答える著者の集大成。
それは、内なる心からの小さな声。やがて、真っ白な紙の上に落とされた一滴の墨汁が、じわじわと広がるように、私の心を支配した。若き科学者として、世界初の太平洋横断光海底ケーブル開発に貢献し、将来を嘱望されていた著者が踏み込んだ、科学では説明できない心の領域。もはや思索だけでは答えをつかむことができない。時は過ぎる……
そんなある日、雨の音を聞くともなく聞いていた時、その音が突然異質なものに変わった。その瞬間、すべてがわかった。自分の追い求めていた生きる意味が、はっきりとわかったのだ。
第1部 生命進化の謎
ダーウィンが答えてくれなかった進化の実相。人間はなぜ意識や、考えるという能力を持ったのか。
第2部 人間誕生の秘密
イメージの鋳型が形作られたことそのことが、人類が概念の世界を持つことになったことの証拠だった。
第3部 生命探求への科学の限界
感じる世界は、科学が頼りにする時間と空間とを超越して規定されている。
第4部 生命の本質 --すべてのものに心が宿る
目に見える現象の世界には、空間の壁を越えて、一斉に何かが起きる現象となって現われてくる。
第5部 本当の私
本当の私は、もう一つ、心の底に沈みこんでひっそりと存在する。
第6部 科学の忘れもの
科学は断続平衡の現象を時間と空間とが支配する世界の中での因果によって解釈しようとしてきた。
第7部 人が人として生まれてきたことの意味
生命が、どのようにして創造性をもつようになったのか。生命は、絶えず全体を一つに統合し、調和した世界を作ろうとする。
ジーの告白
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