戦後の新聞・雑誌などの洋楽ポピュラー関連記事を渉猟。注目すべき記事を抜粋しながら、洋楽ポピュラー受容史をたどる“決定版”。閲覧対象は、『朝日新聞』、『読売新聞』および当時の雑誌(『音楽之友』、『ミュージック・ライフ』、『スイング・ジャーナル』、『ポップス』、『ニュー・ミュージック・マガジン』 etc.)のバックナンバーすべて。
ラジオやレコードというメディアを通じて海を越えて伝わり、世を席巻してきた流行音楽という現象。本書が描き出すのは、欧米文化受容に熱烈にいそしんだ、戦後日本人の自画像であり、メディアと流行、あるいはメディアと大衆的欲望の幸福な蜜月と、今日のポップ文化の源流をさぐりあてる。戦後ポピュラー音楽史のミッシングリンクを埋め、戦後文化史に大いに貢献する、待望の書。
レビュー(1件)
ポピュラー音楽研究者は是非読んでいただき
三井徹氏が書かれた「戦後洋楽ポピュラー史 1945-1975」はポピュラー音楽研究者は是非読むべき一冊である。著者の深い知識とわかりやすい説明、当時の出版物や新聞記事の紹介、著者の日記からは当時の社会状況がうかがえるなど内容は豊富で深い。第一版は完売され第二版も現在楽天ブックスともう一つネットサイトから以外には広告されていない。。私は少し高めであるがよい書物を手に入れて満足している。