刊行されたのは1987年・・・バブル景気の初期。企業における機密情報の流出にからんで事件が起きる、という設定ですが、純粋にトリックや謎解きが楽しめる作品となっています。企業で働く人間が組織の上層部に認められるためには「目立つ」業績を上げなければならない場合もありますが、そのために他人が地道に積み上げてきたものを「横取り」あるいは「無断使用」などすると、今度はその事実を隠すために「口封じ」が必要になって・・・という展開。ビリヤードなど、バブル期の風物が懐かしく感じられました。,タイトルと表紙絵にあまり魅力を感じず、後回しにしていましたが、さすがは東野作品!最初は物語の世界にすぐには入り込めなかったものの、次から次へと展開が早く、どんどん読み進めたくなる面白さでした。特にたくさんの伏線が見事に繋がり合っていくのが印象的で、読み終わってパズルが完成されたような心地よさが残りました。もちろん、それだけじゃなく、登場人物の心情もちゃんと描かれていて、重くはないけどグッとくる作品で、期待以上でした。,母が好きな東野圭吾の作品。 自分は読んでいませんが、母が喜んでくれますので、『星五つです!』,タイトルからして、学生が起こす事件かと思っていた私です。 まずそこから違っていたので、そう言った意味でも楽しめました。 犯人はこの中に・・・身近にいる! お決まりの謎解きですが、色々と意外性もあって面白かったです。 私にしてみると、意外な人も殺されちゃいました。,東野圭吾の少し昔の作品ですが、最初は期待はずれかなと思いましたが最後は納得のいく結末でした。450ページ位ありますが最後の方は結末が気になってすぐ読み終わりました。ファンならお薦めかと思います。
レビュー(205件)
刊行されたのは1987年・・・バブル景気の初期。企業における機密情報の流出にからんで事件が起きる、という設定ですが、純粋にトリックや謎解きが楽しめる作品となっています。企業で働く人間が組織の上層部に認められるためには「目立つ」業績を上げなければならない場合もありますが、そのために他人が地道に積み上げてきたものを「横取り」あるいは「無断使用」などすると、今度はその事実を隠すために「口封じ」が必要になって・・・という展開。ビリヤードなど、バブル期の風物が懐かしく感じられました。
パズルのよう
タイトルと表紙絵にあまり魅力を感じず、後回しにしていましたが、さすがは東野作品!最初は物語の世界にすぐには入り込めなかったものの、次から次へと展開が早く、どんどん読み進めたくなる面白さでした。特にたくさんの伏線が見事に繋がり合っていくのが印象的で、読み終わってパズルが完成されたような心地よさが残りました。もちろん、それだけじゃなく、登場人物の心情もちゃんと描かれていて、重くはないけどグッとくる作品で、期待以上でした。
プレゼント
母が好きな東野圭吾の作品。 自分は読んでいませんが、母が喜んでくれますので、『星五つです!』
東野圭吾ファン♪
タイトルからして、学生が起こす事件かと思っていた私です。 まずそこから違っていたので、そう言った意味でも楽しめました。 犯人はこの中に・・・身近にいる! お決まりの謎解きですが、色々と意外性もあって面白かったです。 私にしてみると、意外な人も殺されちゃいました。
かなり複雑でした
東野圭吾の少し昔の作品ですが、最初は期待はずれかなと思いましたが最後は納得のいく結末でした。450ページ位ありますが最後の方は結末が気になってすぐ読み終わりました。ファンならお薦めかと思います。