主要目次:クロマチンの構造とその変換(クロマチンの構造と染色体/ヒストンバリアント/クロマチンリモデリング/ヒストンアセチル化・ユビキチン化/ヒストンメチル化/DNAメチル化)/転写制御の素過程(RNAポリメラーゼ2/転写の開始/転写開始後の過程/エンハンサーと転写制御因子/転写制御因子の実行因子/細菌における転写とその制御)/生命現象と転写制御(発生と分化/細胞増殖とがん化/中胚葉組織の形成/ストレス応答制御/核内受容体/高次システムの制御/ウイルスの遺伝子)/エピジェネティックな転写制御(位置効果バリエゲーション/ゲノムインプリンティング/X染色体不活性化/クロマチンから核構造へ)
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近年、真核生物の遺伝子発現制御は、転写因子によるダイレクトな発現制御が主ではなく、まず、クロマチン構造を大胆に制御して、転写する遺伝子群と転写しない遺伝子群をおおまかに区分けしていることが明らかになった。その制御機構に関する新情報を網羅した入門専門書。個々の記述の深みはないが、一通りの基礎知識をしっかりと押さえることはできる。真核生物の遺伝子発現制御についてこれから知りたいと思う学生や社会人には1冊目としてお勧めできる。