人は「コミュニティ」に何を求めているのか。コミュニティの多義性の捉え方,概念と理念の歴史,生成と再生産の動態をさまざまな視点から明らかにする。気鋭の社会学者たちが,伝統と変化と実践の中のコミュニティを新たなアプローチで読み解く注目の書。
序章 コミュニティへのまなざし(祐成保志・武田俊輔・渡邊隼)
第1部 つなぐ──コミュニティの枠組みと働き
1 家なきコミュニティの可能性(植田今日子)
2 危機に対応するネットワーク型コミュニティ(小山弘美)
3 「職」「住」をシェアする──アクティビストたちの自治コミュニティを中心に(富永京子)
第2部 さかのぼる──コミュニティという概念の由来
4 「想像の共同体」としての国民国家と地域社会(武田)
5 コミュニティを組織する技術──都市計画とソーシャルワーク(祐成)
6 共同の探求・地域の希求──戦後日本社会におけるコミュニティの需要/受容(渡邊)
第3部 つくる──コミュニティの生成と再生産
7 “住民参加による環境保全”の構築──コモンズとしての生態系(藤田研二郎)
8 居場所の条件──コモンズとしての住まい(祐成)
9 更新されるコミュニティ──変化のなかでの伝統の継承(武田)
終章 コミュニティの動態を読み解くために(武田・祐成)
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