ある種の作家には、
なぜ「独創性」や「創造性」が顕著に現れるのか!?
シェイクスピアとつき合えばそのイメージの豊かさに
驚嘆する。他の作家たちでも類似の感懐を抱くが、
とりわけ興味が尽きないのがコンラッドとカフカである。
彼らに共通するのは「斬新さ」。
それはどのように生まれるのか。
だが、その淵源はなかなか捉えられない。
ならば作品に現れたその「痕跡」を精緻に探ってみよう
と試みた。
序 「 創造」の謎をめぐって
第1章 復讐悲劇と『ハムレット』
第2章 劇中劇ーーその創出と劇幻想
第3章 『リア王』と創造性ーー分析書誌学と本文批評
第4章 言葉の闇ーーコンラッド『闇の奥』
第5章 確信の形式ーー『変身』と時代
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