◆日銀の失政を明らかにする超辛口の経済ドキュメント
株式時価総額がJPモルガン以下となってしまった邦銀。ゼロ金利の罠に落ちた日本は、いまや世界の反面教師になってしまってます。このような事態を生み出した責任は日本銀行にあるのです。本書は、澄田、三重野、松下、速水、福井、白川、黒田の7代の日銀総裁の政策を検証、何を誤ったのかを明らかにする本格的金融ドキュメント。
2-5章では、澄田ーー機能しなかった日銀考査、三重野ーー世論読み違えた日銀出資、松下ーー日銀法改正に追われてコールデフォルト放置、速水ーー企業債務問題を読めずゼロ金利解除、福井ーー奢りの構図としての村上ファンド問題、白川ーーリーマン危機を読み違い、黒田ーー説明なき緩和縮小など、歴代総裁の失政を知られざるエピソードも交えて辛口に解説します。筆者は30年以上にわたって日本の金融政策をウォッチしてきたベテラン記者。これまで明かしてこなかった逸話もふんだんに織り込まれています。
最後の6章ではこのような事態に陥った日銀の突破口はどこにあるのかを提言します。
1 屈辱 驚愕の副作用
2 恨み バブルが生んだ確執
3 独立 見落とされた火種
4 驕り はぬきの独善
5 屈服 アベノミクスの衝撃
6 改革 恩讐を捨てて
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