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2020年本屋大賞受賞作 愛ではない。けれどそばにいたい。 新しい人間関係への旅立ちを描いた、 息をのむ傑作小説。 映画「流浪の月」原作 2022年5月13日(金)全国ロードショー 広瀬すず 松坂桃李 横浜流星 多部未華子 趣里 三浦貴大 白鳥玉季 増田光桜 内田也哉子 / 柄本明 監督・脚本:李 相日 最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままにーー。だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたいーー。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。
レビュー(1804件)
図書館で借りて読んだのですが、家にも置いておきたいと思って購入しました。 どうか彼らが、穏やかに暮らせますように
あっと、思われる結末には、ひしぶりにドキドキでした。
本屋さん大賞なので買ってみました。今まで読むジャンルと違うものに挑戦してみましたが、良いきっかけになりました。もう少しいろんな本を読んでみようと思います。
本自体を購入したのは随分前ですが、やっと此度帰省したタイミングで読むことが出来ました。 流石に本屋大賞を受賞した作品だけあって、最後まで緊張感が漂いつつ大変面白く読むことが出来ました。 ネタばれになるといけないので、詳しくは書きませんが、予想通りの部分とそうきたか・・・という部分のバランスが良く、切なさや苦しさの後に訪れる安堵というか、読み進めながら色々な感情が沸き上がってきました。 とても良い作品でした。
傑作
本屋大賞受賞作品ということで読んでみましたが。これはとても良い作品でした。主人公の女性が子どものころに救われ、引き裂かれ、また再会して、物語が緻密に丁寧に構成された傑作です。