高校の同窓会に出席する予定の小説家・日能は、幹事から衝撃の事実を聞く。ずっと亡くなったと思っていたクラスメイトが、実は生きていたのだ。何をどう勘違いしてそう捉えていたのか、訝しみながら同窓会当日を迎えると、さらに謎は深まるばかりで……「蓮華の花」。数年ぶりに訪れた書店で購入した文庫本に、謎のメッセージが挟まれており、そこから小学生時代のある出来事に結びつく「時計じかけの小鳥」。都筑道夫の代表作〈退職刑事〉シリーズのパスティーシュ、「贋作『退職刑事』」など、論理的な謎解きに徹底的にこだわった、全六編を収録。
レビュー(6件)
ちゃんとした本格ミステリだが
けっこう期待してたんだけど、あんまり乗れなかったなあ。 本格ミステリって謎解きに主眼が置かれていて、犯人の行動は駒のように動くだけだから、リアリティが薄いものだけど、そのへん引っかかる(私のような)人にはミステリは向いてないようです。 そろそろミステリに手を出すのは卒業かな。