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「好きな人のためなら死ぬわーー」 「おねがいだから、あたしたちをそっとしておいて!」 真秀の願いむなしく、運命の輪は残酷にも回りはじめてーー 氷室冴子が全身全霊をこめて綴った、伝説の古代転生ファンタジー、怒濤の第2巻! 初潮を迎えた真秀は「月の忌屋」に籠められた。十日後、ようやく外界へ戻った真秀は、真若王や息長の男たちの邪な視線に晒されることになる。絶対絶命の真秀の危機を救おうとする真澄に、おそるべき霊力が目覚めーー。必死に逃れようとする真秀の前に現れたのは、ずっと焦がれていた同族「佐保」の若き王子・佐保彦だった。しかし佐保彦は真秀が御影の子と知るや「滅びの子」と罵り鞭打って…次々と襲う、苛酷すぎる運命に真秀はどう立ち向かうのかーー? 巻末解説:夢枕獏
レビュー(7件)
まだ読んでいませんが、読んだ後だとネタバレしてしまいそうなので先にコメント致します。 一巻が面白かったので購入しました。思春期の頃に出会ってたら人生が変わってたかも? でも、あの頃の自分には理解できなかったかも。人生経験を積んできたからこそ、この物語が今の自分の心に響くのかもしれません。 楽しみにじっくりと読みたいです。
懐かしい!
高校生のころ読んでいて、処分してしまったもののまた読みたいなぁ、とずっと探していたけれど電子化されていなくて残念に思っていたのが再度出版されて嬉しいです、娘と一緒に読みます