IMF統計を各国の国際収支統計によって補完した国際収支の時系列分析により、「開かれたアジア」の発展過程を明らかにする。
国際収支統計は一国の対外経済関係のありようを最も的確に示す素材である。「開かれたアジア」として世界との経済取引を多様化させ深化させてきたアジアの発展の道筋を、国際収支というフィルターを通して一望する。
刊行の辞
監修者まえがき
分 析
第1章 国際収支統計の仕組み:BPM5からBPM6への変更点を中心として
はじめに
(1)居住者概念について
(2)複式計上の原理
(3)評価,計上時期,および換算の原則
(4)BPM5からBPM6への移行にともなう構成項目の変更点
(5)国際収支統計とSNA海外勘定との関係
おわりに
第2章 国際収支統計の歴史的変遷:重商主義時代から現在まで
はじめに
(1)国際収支統計の歴史
(2)国際連盟および国際連合の国際収支統計の統一化作業
(3)国際連合とIMFの国際収支の比較
(4)IMF国際収支マニュアルの変遷:BPM3からBPM6まで
おわりに
第3章 国際収支発展段階の理論と東アジア30カ国の経験
はじめに
(1)国民所得,経常収支,対外純資産の関係
(2)国際収支段階説の学説史
第2次世界大戦以前の学説
第2次世界大戦後の学説
(3)イギリス,アメリカ,および東アジア諸国の国際収支構造の変化
先発国グループ
東アジア・グループ
東南アジア・グループ
南アジア・グループ
大洋州島嶼諸国グループ
おわりに
統 計
文 献
索 引
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