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光の性質を理解して、デジタル彩色を極めよう! 「色を塗ると、いつも同じになってしまう…」 「かっこいいキャラや場面が描きたいのに、ぜんぜん迫力が出ない…」 そんな悩みを解決します! 私たちの周りにいつも存在している光。 光は時間や環境によって刻々と変わります。そして光の種類や強さ、方向が変わると、私たちが見る色や陰影も驚くほどさまざまに変化します。 物の立体感や、自分がイメージする雰囲気を表現するには、光と色の仕組みを理解して着色することがとても大事なのです。 魅力的なイラストを描くために必要不可欠な光と色についての知識やコツ、彩色の方法を、この一冊にぎゅっと詰め込みました。 もうこれで色塗りに悩みません! 〈PART 00 はじめに〉 CHAPTER01 観察、解釈、再現 CHAPTER02 光と色の記号化 CHAPTER03 光と色を研究した画家たち CHAPTER04 どんな塗り方をしよう? 〈PART 01 光と色とは?〉 CHAPTER01 光 UNIT01 光とは? UNIT02 光の三原色と加法混色 UNIT03 光を色として認識するまで CHAPTER02 色 UNIT01 色とは? UNIT02 色の三原色と三種の属性 CHAPTER03 デジタルで色を塗るときの注意点 〈PART 02 光〉 CHAPTER01 光と色の基礎 UNIT01 光が色に及ぼす影響 UNIT02 光の色による物体の色の変化 EXTRA 色相環で理解する UNIT03 例:光による物体の色の変化 CHAPTER02 照度 UNIT01 光度、照度、輝度 UNIT02 照度が色に及ぼす影響 UNIT03 明部と陰の照度 UNIT04 カメラと露出、輝度 UNIT05 ホワイトバランス CHAPTER03 主光源と間接光、陰影 UNIT01 間接光とは? EXTRA 影の表現で本影を使いこなす EXTRA 写真に物体を描き入れる EXTRA 時間による光の変化 EXTRA 天気による光と色の変化 EXTRA 環境ごとの光と色の比較 〈PART 03 ライティング〉 CHAPTER01 ライティング UNIT01 ライティングとは? UNIT02 ライティングと陰影 〈PART 04 材質〉 CHAPTER01 材質 UNIT01 テクスチャ UNIT02 材質 UNIT03 レイヤード 〈PART 05 現象〉 CHAPTER01 現象 UNIT01 光輝 UNIT02 虹と虹色 UNIT03 フレネル効果 UNIT04 表面化散乱 〈PART 06 色〉 CHAPTER01 色 UNIT01 調色 UNIT02 色の三属性と活用 〈PART 07 彩色〉 CHAPTER01 彩色 UNIT01 絵画の代表的な彩色技法 UNIT02 デジタルの代表的な彩色技法 EXTRA セル画式の彩色手順 EXTRA ブレンディングの練習 EXTRA 水彩式の彩色手順 EXTRA グレージング:共通手順 EXTRA グレージング:量感優先の彩色 EXTRA グレージング:バリュー優先の彩色 EXTRA レンダリングの基礎· 〈PART 08 メイキング〉 CHAPTER01 キャラクターの彩色:基本 CHAPTER02 キャラクターの彩色:光と材質 CHAPTER03 背景付きのイラスト
レビュー(14件)
しっかり学びたい方には良い本なのだと思います。 イラストと文章でとても丁寧に解説されています。 しかしこの評価なのは、まだ1ページも読めていないからです。 文字が細かく、丁寧に解説されているので、読もうと思う気持ちが湧かないのです。 これは個人的な感情なので内容のせいではないのですが、ぱっとページ開いて目に映った文字や説明の細かさや説明イラストが重苦しくて、息苦しさと頭痛くなりました。 1週間に1ページ読めたら自分を褒めたい程に、読みたいと思えない凝縮具合でした。 本当に学ぼうとしている方にはふざけたレビューで申し訳ないのですが、もっと見せ方があるのではないかと思いました。 本屋さんで立ち読みで内容を確認できる方は、実際見てから購入される事をお勧めします。
光や色に苦手意識を持っている
本書は作例があったりして読みやすく理解しやすいです 一部、漫画のように教えてくれますよ 参考になった点は、たくさんの色数を使うと上手くまとめづらい問題を解決してくれるところ…など 講座の本は沢山買ってますが、かなり良い方の品です 個人的に、著者さんの個性的な絵柄に苦手意識を持って読まないのは勿体ない!と思います 不安な方は一度、本屋さんで試し読みしてみるといいでしょう
話題になっていて、かつきちんとデッサンや技術を持っている人の技法書で信頼できるため購入しました。 日本人の方でもよく色塗り系は出ていますが、内容の濃さが足りなかったり(webで学べる、理解済みなど)デッサンや光源意識がちょっと…と思うことが多いためサンプルを見ても購入に至ったことはありませんでした。こちらは色を置くときに光と影について非常にわかりやすく言語化・図解しているため購入して良かったです。 自分は絵仕事にCLIP STUDIOを使っているため、フォトショップを使用する部分は試せなかったので残念です。
絵がダメだった
表紙もそうなのですが、画面の奥側半分の顔(目)が手前よりも大きく描かれているイラストが多く光と色の本ではあるのですが出てくる度にそちらが気になってしまいました。 解説に顔のある人物イラストが多用されているのでそういった歪みが気持ち悪く感じる方にはお勧め出来ません。
絵を描くとき、特に風景などを描きたいときに色の決め方が全く分からなくてネットで検索したり他の色の本を何冊か読みましたがどれも「この色とこの色の組み合わせはこういう印象を与えます」的な事しか書かれておらず(もちろんそれも大事なことですが)、ほとんど参考にならないものばかりでした。 ですがこちらの本は”色を描く”に当たって必要な知識を理論的に解説してくれており、自分はこういうことが知りたかったんだよ!と感動しました。 まだ途中しか読めていませんが以前より確実に背景絵の画力が上がりましたし、今は色を塗るのがとても楽しいです。 おそらく自分と同じように色で悩んでいる方はたくさんいると思います。そんな人にぜひ読んでほしいです。 少し難しい本ではありますが、冒頭何ページかだけでもしっかり読み込むだけでも色への認識が変わります。 本を読みながら背景がうまい人の絵や風景写真などを見るとより分かりやすいと思います。