一九四四年一月、アウシュヴィッツに送られた少女は、壮絶な日々の末に生きのびる。戦後、長い沈黙を経て、三〇年にわたり自らの体験を語り続けた。九〇歳を迎え、活動に幕を下ろした年に行った最後の証言を、インタビューとともに収録。そこには差別、憎悪、分断がはびこる現代への警告と、未来への一筋の希望が見える。
1 〈最後の証言〉 私は生きることを選んだ
〈コラム〉 父アルベルトさんの「つまずきの石」
2 〈インタビュー〉 なぜ私は証言を続けたか……………聞き手:中村秀明
3 〈ルポ〉 ロンディネ村に「平和の砦」を訪ねて……………中村秀明
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