『逝きし世の面影』『江戸という幻景』『黒船前夜』『バテレンの世紀』に続く、日本近代素描。鮮かに浮かび上がる、名もなき人びとの壮大な物語。維新革命では、国民ひとりひとりの小さきものの幸・不幸など問題ではなかった。本書では、国家次元のストーリーではなく、近代国民国家建設の過程で支配される人びと=小さき人びとが、その大変動をどう受けとめ、自身の〈近代〉を創り出すために、どのように心を尽くしたかを描く。
第一章 緊急避難
第二章 徳川社会
第三章 自覚の底流
第四章 開国と攘夷
第五章 異国経験
第六章 幕臣たち
第七章 敗者たち
第八章 女の力
第九章 黙阿弥と円朝
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