これまで倫理的な経済に理解を与えてきた図式を相対化し、「自生的秩序論」の地平から
この新たな潮流に対して理解を与えることを目的とする。
フェアトレードの転換を倫理的市場という新たな枠組みの台頭との関連で分析し、説明。倫理的市場、
特に「公正な取引」をめぐるその市場の形成をめぐって分析を展開する。
倫理的な経済のあり方をとらえなおすための理論的考察、フェアトレードの「転換」をめぐる考察、
現在の日本におけるフェアトレードの普及を支える団体・企業・消費者についての考察の展開、
これら3つの部によって構成され、それぞれの部において設定された問題について
検討をすすめるなかで、倫理的市場の可能性と限界を明らかにしていく。
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