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ジョーも松太郎もてつやから。名作の裏に… いつしか老作家となったマンガ家・ ちばてつやは、様々な社会的 役割を務め多忙だった。だが… ある日、コミック雑誌から執筆依頼が来た。 最初断ろうと思ったちばだが、その脳裏には 幼い頃の満州の物凄い夕焼け、 人生の節目で出会った素晴らしい人々、 そしてどんなときも不器用に苦しみながら マンガを描いてきた自分の姿が去来する。 オールカラーショートコミックで描く 半生の記。ちばてつや18年振りの最新作、今ここに結実! 【編集担当からのおすすめ情報】 待望久しいちばてつやさんの新作コミック単行本が、ついに18年振りに刊行されます。内容は満州に生まれた千葉少年が、戦争〜戦後という暗い時代に、不思議な人との巡り合わせに導かれてマンガ家を目指す物語。重く暗い時代を背景にしながらも、胸がわくわく、時に切ない紛れもないちばマンガに仕上がってます。 第1回 目覚めの時・前編 第2回 目覚めの時・後編 第3回 水木さんのこと 第4回 中国の想い出1 第5回 中国の想い出2 第6回 中国の想い出3 第7回 中国の想い出4 第8回 病院にて 第9回 バスにて 第10回 忘れられない日 第11回 夜襲 第12回 脱出 第13回 逃避行 第14回 イージー会 第15回 再会 第16回 困ったときは… 第17回 屋根裏の楽しみ 第18回 楽しき仲間・前編 第19回 楽しき仲間・後編 第20回 身近な有名人 第21回 コロ島への長い道のり 第22回 日本行きの船 第23回 いつまでもそこにある風景 第24回 ちば家の時間 第25回 練馬の夜の怪 第26回 故郷の大地 第27回 黒く沈む国 第28回 千葉への旅 第29回 驚天動地 第30回 たどり着いた場所
レビュー(18件)
残念でなりません。
商品が早々に届いたが、3冊中、1冊のみ帯が完全に折れていました。これは、輸送時に中で折れたのではなく、最初から折れていたと思われます。帯も大事なほんの一部なので、とても残念な気持ちになりました。しかも、今回が初めてではなく、以前もそのようなことがあり、前回はビリビリに破れていました。なぜ、このようなことになるのでしょうか?
満洲から引き揚げてきた叔父に
引き揚げ体験者の叔父に読んでほしいと思って、叔父の家に送ってもらうように手続きをしました。本は無事に届いたようです。 期間限定のポイントを使って購入しました。
引き揚げという、もはや自分の経験として語れる方はあまりいらっしゃらないであろうことを、暗くなりすぎず、しかし克明に伝えてくださるマンガです。 東洋〇済の紹介で存在を知り、子どもを含めた家族で読むために本として購入しました。 強いて言えば老漫画家の日常部分はあまり要らないのですが(笑) 引き揚げエピソードの貴重さ、背景や生活用品や服装まで当時を再現されているであろうことなどの価値が上回ります。
「あしたのジョー」という名前は知っていた程度で、ちばてつやさんのマンガをちゃんと読んだのは初めてでした。 オールカラーな上に、絵のタッチが想像していたより優しくて、先生の人柄まで伝わってくるようです。あっという間に引き込まれます。 詳しく書いたらネタバレになっちゃうので控えますが、笑いもあり涙もありでとても読みごたえがあって面白いです。
地元の書店ではなかなか手に入りませんでした。ありがとうございました。