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野間文芸新人賞受賞作 1通の手紙から羊をめぐる冒険が始まった 消印は1978年5月ーー北海道発 あなたのことは今でも好きよ、という言葉を残して妻が出て行った。その後広告コピーの仕事を通して、耳専門のモデルをしている21歳の女性が新しいガール・フレンドとなった。北海道に渡ったらしい<鼠>の手紙から、ある日羊をめぐる冒険行が始まる。新しい文学の扉をひらいた村上春樹の代表作長編。 第一章 1970/11/25 第二章 1978/7月 第三章 1978/9月 第四章 羊をめぐる冒険I 第五章 鼠からの手紙とその後日譚 第六章 羊をめぐる冒険II
レビュー(462件)
ずっと気になっていた本で、なかなか本屋で見つけられなかったので注文しました。 これから読み始めます^_^
三部作のラスト
三部作のラストだそうです。前の2作品よりわかりやすく、読みやすいです。タイトルの羊がまさかほんとの羊だとは思いもよらず。登場する女性はみんななんというか、突飛な感じ。そして僕!あんな奇妙な依頼で奇妙な男に連れていかれて、ちっともビビってないのがすごいわ。殺されるかも!?とか考えないのかしら? 運転手さんとのやりとりはちょっとツボです。下巻でいよいよ冒険の始まり。楽しみです。
1通の手紙から僕の冒険は始まります!
本書は、村上春樹氏の初期の作品で上下2巻からなる傑作です。ある日、1通の手紙がきっかけで僕の旅は始まりました。妻と別れ、不思議な美しい耳をもったモデルと新しく付き合うようになった僕ですが、ある日、北海道に渡ったらしい旧友の「鼠」から手紙が届きます。一体、どういう内容だったのでしょうか。この手紙から僕の人生はこれまでとは180度違った展開になっていきます。村上ワールド全開です。
懐かしすぎる!
美深の聖地に行ったので、改めて読み返そうと買いました 村上春樹の最高傑作 だと、私は思います
村上春樹さんの本を今まで読んだことがなく、どれから読んでみようか悩んだ結果この本を選びました。「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」に続く作品だということですが、羊をめぐる冒険が読みやすいと知人に聞いた為、こちらを先に。実際に読んでみて、とても面白かったので下巻も続けて一気に読んでしましました。悩んでいる方にオススメです。