小著でありながらその思想と主題を凝縮しているため、「知の巨人」の思考と独特の叙述に触れるのに格好の書。フッサールの『ヨーロッパ諸学の危機と超越論的現象学』に基づいた「生活世界と技術化」、近代に芸術・技術が「創造的人間」の理念を産む経緯を辿った「自然の模倣」、修辞学を人間学的に解釈する「修辞学の現代的意義」のほか二本の小論と一編の講演からなる。
生活世界と技術化:現象学の観点より
自然の模倣:創造的人間の理念とその前史
修辞学の現代的意義:人間学的アプローチから
言語状況と内在的詩学
パラダイム:文法的に
エルンスト・カッシーラーを讃えて:クーノー・フィッシャー賞受賞挨拶
訳者解説
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