国立国語研究所の教授が教える、日本語の「伝わらない」をすべて解決する100のヒント。 1「不正確な文章」を「正確な文章」へ。 2「わかりにくい文章」を「わかりやすい文章」へ。 3「不快な文章」を「思いやりのある文章」へ。 4「退屈な文章」を「工夫を凝らした文章」へ。 すべてbefore→after形式で100項目解説。 コロナ後の世界、SNSの時代は、人類史上におけるテキストコミュニケーション全盛期です。 日本語研究の第一人者が叡智を詰め込んだ500ページの日本語百科事典。 大人のための新しい日本語の教科書です。
レビュー(10件)
文章の仕事に携わる人には保存版だと思う。まだ全部読み切れていないけど(すごくボリューミーなので)、どれもこれも深く納得。そして何度も読み返したい内容。
ここ数年で1番買ったことを後悔した本
本が大きすぎます。広辞苑と同じか、それ以上にデカく分厚いです。文章の装丁コンセプトを「辞典」に置いたのでしょうか。そのわりに本当に中身がありません。「"パワハラ"では伝わらない人がいるかもしれないのでパワー・ハラスメントと書きましょう」みたいな、ダラダラと役に立たないことが延々と書いてあります。 そもそもこの大きさ、本当に許し難いです。間取りが狭くなり続けている昨今の住宅事情を完全に無視してます。邪魔で重いです。そのわりに中身が無いのがさらに怒りを高めます。本の大きさありきで、この大きさにするために10倍に薄めたスープのような内容になっています。あるいは、広告収入を得るために無理やり尺を伸ばしたYouTubeのようです。 誰が今の情報過多の世の中で、この物量の文章を読むのでしょうか?何年経っても味わえる古典でもないのに、あくまで2023年の今のコミュニケーション環境における文章の使い方にすぎない、水物の内容なのに。明らかにコンセプトミスです。 ネットで見ると立ち読みも出来ないので、本の大きさや内容の薄さに気づけないと思います。気をつけてください。私はここ数年で一番買ったのを後悔した本になってしまいました。値段も3000円、その価値は私にはありませんでした。すぐに中古で売りたいと思います。
最近、文章の添削をする機会があり、どう指導した、文章が改善されるのか、悩むことがありました。 石黒圭さんの別の著書も持っていたので、石黒さんが書いた本なら信用できると思って購入しました。 まだ全部は読んでいなくて、必要なところだけかいつまんで読んでいる感じですが、とてもためになるし、今まで上手く言葉に出来なかったものが説明されていてスッキリします。読んでいてとにかく楽しいです。