「ニュータウン」再生のための空き家対策とその有効活用
近年、大規模「ニュータウン」では、高齢化の進行に伴い、相続等の問題が発生し、一戸建て住宅地域の空き家等が増加傾向にある。この問題を解決するには、除却を優先せずに、いかに空き家・空き地の有効活用を図っていくのかが重要となってくる。しかし既存の「ニュータウン」に関する研究では、アンケート調査を基に考察したものが多く、「ニュータウン」の問題を解決するうえで、住環境の評価などについての考察に留まっていることが多い。一方、本書は、「ニュータウン」の戸建て住宅の実態調査による現状把握、大規模「ニュータウン」のそれぞれの再生に向けた取組みの違い、先進都市が実施している空き家対策における助成制度を概観し、さらに諸外国の空き家対策の流れを整理したうえで、「ニュータウン」の戸建て住宅地域の、今ある空き家等の有効活用を図ることで、「ニュータウン」の活性化や再生に繋げていくことを提案した意欲作である。
序 章
第1章 戸建て住宅地域の空き家の現状と敷地分割
第2章 ニュータウンの再生に向けた取組みの違いについて
第3章 空き家対策の法制度
第4章 自治体の空き家対策
第5章 諸外国のニュータウン政策および空き家対策
終 章
参考文献
謝 辞
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