ひとりぼっちじゃない【Blu-ray】
: 伊藤ちひろ/井口理/馬場ふみか/河合優実/相島一之/高良健吾/浅香航大/手島領/伊藤ちひろ
この恋は、純愛か?それとも狂気か?
『世界の中心で、愛をさけぶ』などの脚本を務めた伊藤ちひろが行定勲のプロデュースにより監督デビュー。
主演は、デビュー以来、音楽シーンにインパクトを残し続けるKing Gnu・井口理。
〇『世界の中心で、愛をさけぶ』などの脚本を務めた伊藤ちひろが、
10年かけて執筆した小説『ひとりぼっちじゃない』を行定勲のプロデュースにより自らが監督を務めて映画化。
〇デビュー以来、音楽シーンにインパクトを残し続けるKing Gnu・井口理が映画初主演。
監督自身も脚本を執筆する際にアテ書きし、自ら監督とロケハンに回りながら役柄を構築していった。
〇『恋は光』の馬場ふみか、『サマーフィルムにのって』の河合優実の近年目覚ましい活躍をしている二人が共演。
原作は、『世界の中心で、愛をさけぶ』にはじまり数々の名作を世に送り出してきた脚本家・伊藤ちひろが10年をかけて書き上げた、自分を主人公ではないと認識する主人公ススメの日記形式の小説。
2023年、行定勲監督のプロデュースにより、著者・伊藤ちひろ自身が初監督を務め、新たに映画として誕生した。
初監督ながら、圧倒的な世界観で、雄弁な行間で語る物語を紡ぎあげた。
主演は、デビュー以来、音楽シーンにインパクトを残し続けるKing Gnu・井口理。
監督自身も脚本を執筆する際にアテ書きし、自ら監督とロケハンに回りながら役柄を構築していったという井口は、これまでに見せたことのなかった表情でススメを演じる。
ススメが生きるなんの変哲もない日常が、宮子に恋をすることで少しづつ変化を帯びていく。
恋愛という世界の中ですら、他者と自己は一つになれないのか。
恋愛の歯がゆさを含んだ幸福、不安と嫉妬に葛藤しながら、ススメがたどり着く、”生きていく”ということ。
不器用なススメの、ナナメでまっすぐな、純愛と狂気の物語が人々の心を揺さぶる。
※収録内容は変更となる場合がございます。
レビュー(2件)
作品として何を伝えたかったのか…
最初から最後まで… きっちりと拝見しましたが、作品として何を伝えたかったのか、私的に解りませんでした。 見ている感覚として霞がかかっているような感じでしたね。 映像や音声に霞がかかっている訳ではないですよ。 好みがハッキリ割れる作品だと思います。私は全くダメでしたね…。 端役ではなく主演としての井口君(演技を含めて)が見たかったので…。 そういう意味では貴重でしたが、個人的には配信があれば、そちらで見ても良かったかなと…。
タイトルの意味がわかった
(ストーリーのネタバレはありません) この物語はどこからどこまでが現実なのか?主人公・ススメの妄想も混じっているのではないか? 観る者達へのわかりやすい状況説明などはなく、淡々と、そして緊張感と不安感を孕んだまま物語は進んでいきます。 至る所に暗喩が散りばめられ描写こそ難解ではあるものの、テーマは普遍的で誰しもが抱えている心理を描いていると思いました。 ラストの解釈は観る者に委ねられていますが、私はハッピーエンドだと思いました。 役者についての感想は、ススメを演じた井口理さんの演技が本当に良かったと思いました。現実では人気バンドKing Gnuのボーカルであることは冒頭の不器用なススメのシーンで一瞬で忘れさせられ、役者が演技しているのを観ているということもあっという間に忘れてススメに感情移入していました。完全にススメとしてそこに存在していました。それがこの作品に体温や湿度を感じる生々しさ、説得力を持たせていると思います。目線や表情の繊細な動きだけでススメの感情が痛いほど伝わってきて、途中苦しくなりました。 宮子を演じた馬場ふみかさんは、つかみどころがない底なし沼のような宮子を、ただのミステリアスな女性にはせず絶妙に演じられていました。宮子の目と声色にはいろいろな意味でどきっとさせられます。 河合優実さん演じる蓉子は、ススメを見つめる時の蛇のような、すべて見透かしたような目が凄く印象的でした。一言一行で物語にヒリリとしたインパクトを与えるキャラクターでした。 物語自体の輪郭は終始はっきりとは見せないので好き嫌いが分かれそうな作品ですが、刺さる人にはもの凄く刺さると思います。私は刺さりました。