<葡萄食ふ一語一語の如くにて> 草田男
草田男の俳句を読んでいて思うのは、「眼の人」として物を見つめることが、
言葉に光をというディヒターの悲劇とつねに一体であるということです。
眼が対象を受動的に映すのではなく、対象から働きかけられて働きかえる力であるとき、
それは、<まなざし>です。(講演「草田男のまなざし」より)
編は「森の座」代表の俳人・横澤放川。
1 序に代えてー草田男のまなざし(講演1)
2 草田男深耕1 昭和38年〜45年の作品を読む
3 晩年の草田男ー向性の正と負(講演2)
4 草田男深耕2 昭和46年〜58年の作品を読む
5 千の空からー千空、リルケ、草田男(講演3)
6 草田男再耕1 昭和38年〜42年の作品を読む
7 許されと引受けーラザロ体験の射程(評論1)
8 草田男再耕2 昭和43年〜58年の作品を読む
9 「中庸ならぬ中庸の道」その他ーパスカルを読む草田男(評論2)
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