村上春樹の小説やエッセイには、なぜこんなにも猫が登場するのか?
そして、それを作品世界のなかでどのように昇華させているのか?
中国語訳にもなっている『村上春樹とネコの話』(彩流社)の著者が、ディックの『電気羊はアンドロイドの夢を見るか』に沿って、村上ワールドのなかのSF的要素を狩猟。さらには、「村上=ネコ」のイメージを決定づけるアンソロジーとしても読み応えのある本書で、村上ワールドへ誘われたい!
著者は、最初期から村上論を展開している仏文学者です!
は じ め に
序 『村上春樹と猫の話』著者・鈴村和成先生インタビュー大綱
1 『羊をめぐる冒険』、あるいは電気猫の命名
2 『ねじまき鳥クロニクル』、あるいは〈電話の電気猫〉はどこに?
3 『スプートニクの恋人』、あるいは猫とすみれのフーガ
4 『海辺のカフカ』、あるいは黒猫トロの変容
コーダ ニューヨークの「うずまき猫」
◎猫が登場する村上作品リスト
あとがき
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