日本数学の源流をなす中国数学を自らの歴史記述の中に捉えた三上の中心的論考を集成。中国数学史のパイオニアとしての面目躍如。
<b>一 中国数学史概論</b>
1.支那数学の発達を論ず
2.Loria博士の支那数学論
3.支那数学の特色
4.疇人伝論
5.支那思想 科学(数学)
<b>二 中国数学史各論</b>
6.九章算術の一問題に就きて
7.孫子算経の一問題
8.祖冲之伝
9.楊輝算法につきて
10.宋元数学上に於ける演段及び釈鎖の意義
11.支那の算盤の来歴
12.清朝時代の割円術の発達に関する考察
13.支那に於けるピタゴラスの定理につきて
14.支那で用いたる円周率
15.支那古代の分数計算
16.支那に於ける方程式解法の進歩
17.支那の女流数学者
<b>三 中国数学と他文化圈数学との関連</b>
18.幾何学に於ける支那の一定理
19.支那の幾何学につきて
20.印度の数学と支那との関係
21.支那の数学と外国との関係
22.和漢数学上の関係及び比較
23.安南の一算書について
<b>四 中国天文学史・化学史</b>
24.周髀算経の天文説
25.支那の無機酸類に関する知識の始め
<b>五 中国医学史</b>
26.漢の蘇武の自刺と治療並に後代蒙古の重傷処理法
27.王莽時代の人体解剖と其当時の事情
28.関羽の創傷と華佗
29.唐の安金蔵の割腹と其治療
解説(馮立昇・佐々木力)
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