鮮烈な詩と画作を遺してガンにより二八歳で夭折した田畑あきら子(一九四〇-六九)。詩人吉増剛造ら若い芸術家たちと交流し、短い青春を生き抜いた彼女の作品は、後に批評家洲之内徹に見出されて話題を呼ぶ。遺稿集や手紙、作品と向き合い、対話し、繊細な筆致であきら子の内奥に分け入る異色の評伝。[カラー口絵二丁]
プロローグのまえに 波 音
プロローグ 未完のまま
第一章 田畑酒や
第二章 巫女的な
第三章 図書館司書
第四章 投函されなかった手紙
第五章 卵が七つ並んで
第六章 余 命
第七章 ゴーキーがわかった
第八章 遺稿集。洲之内徹と蒲原平野
第九章 つくりかけのリーフレット
第一〇章 --不争。虚心
第一一章 雪
第一二章 顔のない顔
第一三章 火だるまのなかの白い道
第一四章 落書き
第一五章 縁 起
エピローグ 中間をゆく
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