- 19
- 4.47
サザンオールスターズの止めそびれた歴史と、その真実。 その名曲の数々で常に日本のミュージックシーンを牽引し続けている唯一無二のバンド、サザンオールスターズ。 そんなサザンの誕生から国民的アーティストになるまで、そして無期限活動休止を経て現在に至るまで、サザンの歴史を振り返りながら彼らの楽曲や音楽人としての魅力、そしてこれからを紐解く、「サザンオールスターズについて」の決定版です。 なお、桑田佳祐氏は、この作品のために度々長時間の追加インタビューをお受けくださり、サザンオールスターズの46年について、光と陰の両面を率直にお話しくださいました。 「昔々、“軽薄なノリ”が名誉であり、 ヤンチャなものに対してやや寛容な時代があった。 ついつい、調子に乗ってそれをやめそびれた我々は、 未だに「まともな音楽人」として衆人に認知されていない。」 ーーサザンオールスターズ 桑田佳祐 「この本は、筆者の40年以上にわたるサザンへの取材活動の集大成だ。 同時に、今回新たに桑田佳祐氏にバンドの歴史を振り返ってもらい、その成果が全章に活かされた内容でもある。ここに記された昭和・平成・令和のエピソードは、当時の“切り抜き”などではなく、新たに精査されたものであり、そこに大きな価値があると思っている。 実は執筆作業もたけなわの頃、彼からこんなメッセージが届いた。「サザンの陽のあたる部分だけじゃなく、それ以外のところも描いて欲しい」。この言葉が、本書の更なるリアリティを生みだした。 手前味噌ではあるが、サザンの歴史を程よい長さで書き綴った物語は、本邦初である。 「読んでいたら、無性にサザンが聴きたくなった」 本書を手にしてくださった方々が、もしそう呟いてくれたなら、僕は本望である。」 ーー小貫信昭 [目次] 序章・サザンオールスターズ誕生 1章・1978年〜「勝手にシンドバッド」の衝動と「いとしのエリー」の老獪さ 2章・1981年〜「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」で得た自信 3章・1985年〜2枚組大作『KAMAKURA』は「終わり」の「始まり」 4章・1987年〜デビュー10周年 復活を告げる「みんなのうた」 5章・1991年〜甘くてしょっぱい「涙のキッス」でチャートを席巻 6章・1995年〜「マンピーのG★SPOT」誕生の瞬間 7章・1999年〜新たな代表曲「TSUNAMI」が描く「侘しさ」とは 8章・2003年〜不退転の覚悟と『キラーストーリート』の充実 9章・2008年〜スタジアムも泣いた「無期限活動休止」の夜 10章・2019年〜下を向きがちな世の中にこそ“SMILE”を 終章・2023年〜バンドの半世紀へ向け、桑田から届いた本音のメッセージ
レビュー(19件)
最高にいい本ですね 元々サザンの大ファンなのですが、この本を読んでますます好きになりました 宝物の1冊になりそうです
サザンが好きだから
読むと、桑田さんはもちろん、サザンオールスターズが、ますます好きなります。
買って良かった。 一ファンとして必須だと思いました。
デビューからのサザンファンです。必ず読んだがいいと思います。
いわゆる「サザン」
いままでのサザンオールスターズの歩んだ歴史を感じてよかったです。