遮光
発売日
: 2011年01月
著者／編集
: 中村 文則
出版社
: 新潮社
価格
: 539
ISBN
: 9784101289533
- 217
- 3.64
恋人の美紀の事故死を周囲に隠しながら、彼女は今でも生きていると、その幸福を語り続ける男。彼の手元には、黒いビニールに包まれた謎の瓶があったー。それは純愛か、狂気か。喪失感と行き場のない怒りに覆われた青春を、悲しみに抵抗する「虚言癖」の青年のうちに描き、圧倒的な衝撃と賞賛を集めた野間文芸新人賞受賞作。若き芥川賞・大江健三郎賞受賞作家の初期決定的代表作。
レビュー(217件)
田舎は手に入らない本が多いです。 探すのに疲れます(笑) やっと読めます！ ありがとうございます。
筆記用具を思い、ありがとうございました。
奇妙
さらっと読める感じではないですが短いので1日で読んじゃいました。食欲がなくなります（笑）
暗くて陰鬱
初めから最後まで、暗くて陰鬱な雰囲気が付きまとった。重たく苦しい。空気中の酸素濃度を薄く感じながら読んだ。時に胸焼けがしたり。うーん、重たい。
何度でも読みたくなる
レビューを見て、変わった作品だと覚悟はしていました。 絶妙な気持ち悪さです。 読み終わった後は良い後味ではなかったのですが、次の日にはまた読み返してしまいました。癖になる小説です。