災害精神医学ハンドブック
: ロバート・J・ウルサノ/キャロル・S・フラートン/ラース・ウェイゼス/ビヴァリー・ラファエル/重村 淳
災害精神医学における「災害」とは、地震やパンデミックなどの自然災害のみならず、テロや戦争による被害といった人的災害をも含む広範なものである。
本書は「災害」の疫学、備え、介入、治療、回復への適切な道筋および公衆衛生を、エビデンスに基づき網羅的に解説した、災害精神医学のテキストとして世界的なスタンダードである。本国アメリカでも信頼され続け、第二版(本書の原書)にアップグレードされた。
原子爆弾投下、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、東海村JCO臨界事故、東日本大震災、福島第一原発事故、新型コロナウイルス感染症など、常に「災害」とともにあらざるを得なかった日本においても、臨床家、公衆衛生担当者を助ける手引書となることが期待される。
第1部 イントロダクション
第1章 災害に対する個人と集団の反応
第2部 災害精神医学の基礎
第2章 災害メンタルヘルスの疫学ーー災害メンタルヘルス反応の基本
第3部 臨床ケアと介入
第3章 心的外傷関連問題への早期介入
第4章 急性ストレス障害と心的外傷後ストレス障害
第5章 内科的・外科的処置を要する災害ケアにおける精神的側面
第4部 個別のテーマ
第6章 災害におけるリスクコミュニケーションーーレジリエンスの促進
第7章 災害に関連するメディア報道の思いがけない結果
第8章 テロリズムと大量破壊兵器
第9章 災害と死別に対する子どもと家族の反応
第10章 災害業務従事者ーー大量死・心的外傷性の死への曝露
第11章 パンデミックーー医療の緊急事態
第12章 原子力災害への対応
第5部 公衆衛生と災害精神医学
第13章 公衆衛生と災害メンタルヘルスーー準備,対応,回復
監訳者あとがき
索引
訳者
竹下昇吾【第1章】
斉藤 拓【第1章】
小林佑衣【第2章】
松本和紀【第3章】
佐久間 篤【第3章】
松岡美智子【第4章】
寺山毅郎【第5章】
山崎真之【第5章】
力久敬介【第5章】
勝田吉彰【第6章】
新井陽子【第7章】
高橋 晶【第8章】
黒澤美枝【第8章】
細金奈奈【第9章】
長峯正典【第10章】
野口宣人【第11章】
谷知正章【第12章】
小室葉月【第13章】
内野小百合【第13章】
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