ダウン症児のおかあさんが、競争に疲れた保護者や先生方にお送りする1冊。
当たり前のことですが、障害のある子もない子も、子どもたちはそれぞれ一人として同じではありません。インクルーシブ教育という言葉が「障害のあるなしに関わらず」という文脈で使われることがとても多くて、本来の「すべての子どもたちを包摂する教育」として語られることがまだ少ないことを残念に思っています。
本書に出てくる子どもたちが共にすくすくと育ち、周りの大人が子どもたちからまた学ぶ、そんな関係を皆さんに感じていただけるところがあればとても光栄です。(佐々木サミュエルズ純子)
本書は2022年4月にアイエス・エヌから発売された『子どもたちはみんな多様ななかで学びあう』をせせらぎ出版から再発行したもので、内容は同じです。(一部装丁、本文中のデータに変更あり)
【第一部】
障害のある子は地域の学校へ行けないの?
第1章 近くて遠い学校
第2章 “当たり前”の権利のためのたたかい
第3章 6年間の成長ーみんな一緒だからこそー
第4章 すべての子どもの幸せと未来のために
【対談】
その1 NHK Eテレ『バリバラ』コメンテーター 玉木幸則さん
多くの国では、インクルーシブ教育が当たり前
その2 東京大学大学院教育学研究科教授 小国喜弘さん
競争をあおる“人材教育”から人権保障教育へ
その3 ゆとりある教育を求め全国の教育条件を調べる会事務局長 山崎洋介さん
いまの教育に圧倒的に足りないのは「人」と「お金」
その4 国連NGO子どもの権利条約総合研究所研究員 吉永省三さん
「子どもの最善の利益」は、子どもの話を聴くことから
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