●臨床のいたる所で応用できる行動療法の実際
●表面的と思うなかれ,実際の行動療法は奥深く実に面白いー。特定の疾患に対する治療技法としてのみでなく,精神科臨床の至る所で応用できる行動療法の実用性と柔軟性を,実際のケースと豊富な図表で鮮やかに示す。
『本書の解説』
行動療法の特徴は,1.双方向性の治療である,2.考えて工夫する治療である,3.部分を治療することで全体を変えていく治療である,4. “ 小さな成功”を積み重ねる治療である,とし,特定の疾患に対する特定の治療技法というだけでなく,精神科臨床のいたるところでの実用性と柔軟性を実践に基づき示す。
●目次
序章ーー本書を通して筆者が伝えたいこと
第 I 部 不安障害の診断と行動療法を中心とした治療概論
第1章 行動療法概論
第2章 不安障害の行動療法の原則
第3章 強迫症状の治療と行動療法の活用
第 II 部 行動療法と治療環境
第4章 重症強迫性障害に対する行動療法の入院治療プログラム
第5章 外来における強迫性障害の行動療法の概略と実際
第6章 行動療法を行っている治療機関における強迫性障害の“治療終結”について
第7章 十分な条件が整わない治療環境における強迫性障害の行動療法
第8章 ひとりの場面における曝露反応妨害法がうまくいくための方策
第 III 部 行動療法と薬物療法
第9章 強迫性障害の行動療法と薬物療法
第10章 強迫性障害臨床における行動療法と薬物療法の“連動”
第11章 執拗な強迫症状を伴う統合失調症圏障害の治療
第 IV 部 症例
第12章 確認強迫の行動療法の治療例
第13章 強迫性障害の行動療法の治療経過
第14章 強迫性障害の治療過程における“不完全な曝露反応妨害法”の場面への対応
第15章 曝露反応妨害法を行うための行動療法の技術
第16章 重症広場恐怖に対するリハビリテーション的アプローチの試み
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